1/80 73形 昭和31年度車

1/80 73形 S31年度車上回りキット
クハ79 422～488(偶) 389～467(奇)/モハ72 649～718/クモハ73616,618-629

昭和27年度より製造された戦後新製車は幾度かマイナーチェンジがされていますが昭和31年度車も例外では無く、鋼製屋根となって肩部分のカーブがよりなだらかな屋根になりました。
特にクハ79は外観上で大きな変化があり、前照灯が妻面に移り近代的な印象となりました。

内部でも変化が有り、床板が木製から鋼板+樹脂貼り(床板厚14mm)として、レール面から床板までの高さが1180mmと低くなったのが特徴です。
この姿は同年度から製造された920番代にも受け継がれ、新性能電車101系、103系へと進化しました。

クハ79はモハ72850と共に中央東線の通称「山ゲタ」で活躍したのをご記憶の方も多いと思います。

クモハ73は改造当初は全車三段窓でしたが鷹取工改 619,621,623 及び 大井工改 618 を除き、全車が昭和46年より始まったアコモＡ改造を受けてアルミサッシ化されました。
改造工場によって前照灯・種別幕・方向幕の位置が微妙に違うのを再現しました。
鷹取工改 619,621,623はキャンバス止めが無く、それに伴って前照灯位置も高くなっています。

客窓は下段窓レール別貼りによる３ピース構造で複雑な段差を的確に表現しています。
三段戸袋窓が客窓より浅い位置にあるのもしっかりと再現しています。
S22年度からの三段窓仕様変更を反映しました。
裏面に配管用ポンチ穴が有り、穴開け用位置決めの手間が大幅に軽減出来ます。
床板止め板の取付位置（車体裾からの深さ）は床板止め板の使い方で８種類選択出来ます。

クハ79422-488(偶),389-467(奇)

モハ72649-718

クモハ73616,618-629

３輌のお得なセット
クモハ73616,618-629 + モハ72649-718 + クハ79422-488(偶),389-467(奇)になります。